三の酉

酉の市、今年は三の酉に出かけてみました。


以前から歳時記には興味がありましたけれど、

実際に季節の神事や祭事、寺社仏閣に出かけてみると

意味もより深く知ることができてたのしいですね。


酉の市は、数年前に、

浅草の鷲神社(おおとりじんじゃ)に出向いたことがはじめてです。

こんなにたくさんのひとが「商売繁盛」「家内安全」と

縁起を願ってお参りする...

風物詩としてとてもよいなぁ...と思ったのです。


今年はちいさなところに出かけてみました。

雰囲気は十分。


伝統的な熊手ばかりではなくて

宝船に乗っていたり、花ぐるまのような熊手もあって

見ているだけでも、なんだか縁起が良い気持ちになります。

ひとつひとつ飾られているものの意味を考えるだけでも

かなりたのしいです。

日本の縁起物は言葉あそびがいっぱい。


鯛の飾り物を見ながら

外国からの観光客同士が英語でおしゃべりしているなぁ...と思ったら

「赤い魚は《鯛》。

 日本では《鯛》は《めでたい》の意味を込めていてラッキーシンボルなの」

...というようなことを

なかの一人が見事に説明されていたので

思わず「そのとおり!」とスマイルを送ってきました。


酉の市は、当日にしか開かない市。

けれどその日になった瞬間の夜中から開くのだそう。


日本人の縁起物好きは時代が変わっても続いているのは

平和でよい風習かなと思います。

TODAY IS A GIFT

編集ディレクター&ラッピング・コーディネーターのyuricoです。 Jazzも歌っています。 東京のことと、ときどきパリのこと。 ちょっとうれしいこと、 たのしいおしゃべり、 おいしいごはん、 よい音楽、 やりがいのある仕事、 素敵なことば、 気持ちのいい空や風… 日々のちいさな〈GIFT〉メモ。

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