もう数年前になりますが、Mさんたちを訪ねて
フランス北部ノルマンディー地方に旅をしたことがあります。
それはそれは雄大な景色が素晴らしく
モン・サン・ミッシェルにまでもドライブできるような地の利です。
食べるものも美味しくて自然が豊かでとてもよいところでした。
けれど、また行きたいと思っていても
なかなかホイッと行かれる場所ではないので
再訪は数年来の憧れとなっています。
先日、鎌倉に行った時、地元に住む方から
ノルマンディー地方出身のシェフがなさっている
カジュアルフレンチのお店があることを教えていただき、
それは行ってみなくちゃ!と、帰りに寄ってきました。
ちょうどお茶の時間。
ランチタイムも終わって少し店内の人も少なかったので
お店の方にお話を伺いながら選んだのは「クルスタッド」という暖かいリンゴのパイ。
ノルマンディ地方は魚介の産地でも有名ですが
リンゴやバター、塩の産地でもあったなぁ、とそんなことを思い出していると
見るからにおいしそうなデザートがやってきました。
冷たいフレッシュなクリームと温かいキャラメルソース
パリパリのパイに中はしっとりとしたカスタードとリンゴ煮。
絡めながらいただいていると時々ピリッと塩辛い。
冷たいのと温かいの。甘いのとしょっぱいの。
とっても美味しかった。
鎌倉駅近くの御成通りのレストラン「レネ」さん。
ご夫婦でなさっているレストラン。
フランスのMさん夫妻が次回帰ってきた時には
一緒に食べに行かれたらと思ってます。
そうそう、お隣に
デリやチーズとワインのお店「Sucre sale~シュックレ・サレ」も併設されています。
のぞいているうちに、パテが美味しそうだなぁ、と思ってお土産に。
翌日サラダとパンと一緒にいただきましたが、これもまたとても美味でした。
もうちょっと近かったら持ち寄りパーティとかにもとても良さそう。
そういえば「Sucre sale」って「さとう」と「塩」のことと。
甘いのとしょっぱいの。日本人も好きですよね。
鎌倉に出かけた時の食事というと
食事は和食、お茶の時間も甘味を選ぶことが多いので
そういう意味でもちょっと新鮮でした。
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