近くを通りかかったことはあっても
内側まで入ったことのなかった築地市場に
先日早朝から出かけてみました。
といっても、もうひと仕事が終わったくらいの7時半くらい。
この日は天気もよかったので、
たくさんの観光客があちこちで行列をなし
〈ターレット〉と呼ばれるひとり乗り用のカートのような乗り物も行き来して
食材や道具、食べ物やさんが軒を連ねる場内は活気にあふれていました。
途中訪れてみたのは波除神社(なみよけじんじゃ)です。
ちいさな神社があるのも
なんとなく気づいていたのだけれど。
とても立派な枝垂れ銀杏と
大きな〈獅子頭〉が迫力で迎えてくれました。
本社の奥には対の〈獅子〉と〈虎〉と〈龍〉。
〈虎〉は風を従え、〈龍〉は雲を従えて
〈獅子〉は一声で万物をひれ伏させて...
おだやかな海を守っているのだそう。
〈食べるもの〉模った石碑や
〈食べるもの〉にまつわる塚があるのも
きっと築地ならではです。
獅子頭の大きさに圧倒されながら獅子殿を見ていたら
「参拝通路」の文字があって。
緋毛氈の上を左に回ってみると(←好奇心旺盛...笑)
獅子をぐるりと囲んだ廊下から
獅子頭の後ろ側に回りこめて、
さらに進むと、
反対側の耳の下をくぐって外に出てこられるようになってました。
(この写真で見ると左側から後ろを回って右側から出てくるという動線です)
時間が早かったので、社務所がまだ開いていませんでしたけれど、
お札を書いてお参りするための通路のようでした。
ちいさな神社ですけれど、
季節の行事もあるようなので
また寄ってみたいと思いました。
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