ベルサイユ宮殿

凍えそうな寒い日には
インドアイベントがよいかと

パリからメトロとRERのC線を乗り継いで

出かけてみたのがベルサイユ宮殿です。

この日はSolférino駅から

Gare du Musée d’Orsay駅(オルセー美術館駅)まで歩いてC線に乗り換えて約30分。

終点のGare de Versailles Château Rive Gauche(ベルサイユ宮殿駅)で下車。

そこからは徒歩10分ほど。


何度か訪れたパリなのですが
そういえば行く機会がなくて初めてのこと。

天気もよくないし、列車の中も人が少なかったので、

そんなに混んでいないのでは?と思ったら甘かったですね。

世界各国からの観光客で長蛇の列。
チケット買うのに30分。

入るのにさらに1時間以上。


周りから聞こえてくるのは欧米のことばがほとんどで
アジア圏の人がわりと少なかったのが予想外でした。

寒さに震えながらようやく中に入って最初に見られるのが聖堂。

美しさと荘厳さに圧倒されました。

そして居室が続いたさきに広がる大広間〈鏡の間〉。


あいにくの外は小雨でしたけれど
大きな窓からは美しい庭が見えました。

〈戦闘の回廊〉の中央には大きなクリスマスツリーが。

ここが本当に宮殿だったころにはおそらくなかった光景かと。

こんなふうに後に観光地になるとは

当時の王族も貴族も想いもしなかったでしょうね...。


それにしてもどこもかしこもなんて贅を尽くした空間なのかと。

太陽王と呼ばれたルイ14世の騎馬像を見ている間だけ

一瞬陽が射しました。

なにせ『ベルサイユのバラ』を読んで育った世代ですから、

どこもここもよく知っているような気がしてしまう(大きな勘違いなんですけれどね!)。

ほんとうにここをあのひとやこのひとが歩いたのだろうと思うと

寒さに震えながらもなんだか感慨もひとしおでした。


美しい庭やトリアノン宮殿のほうまでは

寒くて天気が悪くてとても行かれなかったので

いつかまた機会をつくって出かけてみたいと思います。


#Paris #deVersaillesChâteau #パリ #ベルサイユ宮殿

TODAY IS A GIFT

編集ディレクター&ラッピング・コーディネーターのyuricoです。 Jazzも歌っています。 東京のことと、ときどきパリのこと。 ちょっとうれしいこと、 たのしいおしゃべり、 おいしいごはん、 よい音楽、 やりがいのある仕事、 素敵なことば、 気持ちのいい空や風… 日々のちいさな〈GIFT〉メモ。

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