上野に向かった本当の目的は
「ル・コルビュジエ展」でした。
彼の描く絵は
彼の建築みたいだと思った。
いえ、きっと展示会の趣旨からしたら、
彼の絵があって、建築がある...という話なんでしょうけれど。
幾何学的で抽象的でどこか音楽的な感じ。
一見無機質そうで温かみを感じるのは
色づかいが柔らかいからかな。
ル・コルビュジエが若かりしころに語っていた
シャルル=エドゥアール・ジャンヌレという本名で描いていた絵画や
彼と交流のあったブラックやレジェたちの作品、
建築、都市計画、本、インテリアデザインなどおよそ100点。
会場となっている国立西洋美術館も
ル・コルビュジエの設計なので
階段や扉、柱、間取りなども相まって
なんだかおもしろい時空になってました。
再現された建築模型が楽しくて
いつまでも眺めていられそうでした。
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