「花見」が桜な理由

花見といえば「桜」。


そこに理由がある...ってあまり考えたことがなかったのだけれど。

「見上げると花がよく見えるでしょう?」と

今日、そんな話が出て、ほーーーっと思ったので、ここにメモ!


こうして下から写真を撮ると一目瞭然なことなのですけれど!

梅も辛夷も木蓮も、木に咲く花は上を向いて咲くことが多いなか

桜は下を向いて咲くから「花見」は「桜」...なんですって。

ほぉ...下を向いて咲くことは気づいていたけど

それと「花見」とは結びついていなかったなぁ。


そもそも桜を愛でる風習は奈良時代の貴族たちに遡り、

一方、農耕文化の日本では、豊穣を願って田の神さまを

桜に見たてて、祈りを込めて宴を催す...と

歴史を紐解けばそうなのでしょうけれど。


お日様に向かって咲いたり

陽が当たっているときだけ咲く花もある一方で

夕方から夜だけ咲く花もあれば

こうして下を向いて咲く花もある...


「花見」というひとことがきっかけに

あれこれ話が広がった今日でした。


TODAY IS A GIFT

編集ディレクター&ラッピング・コーディネーターのyuricoです。 Jazzも歌っています。 東京のことと、ときどきパリのこと。 ちょっとうれしいこと、 たのしいおしゃべり、 おいしいごはん、 よい音楽、 やりがいのある仕事、 素敵なことば、 気持ちのいい空や風… 日々のちいさな〈GIFT〉メモ。

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